読了 冷たい密室と博士たち/森博嗣

Category : 書評
今朝も冷えた朝なのですが、風邪気味でホカホカしています。
(マズイ!)
早朝、西の空に満月が光り輝いていました。


昨日のアクセンチュアマッチプレイ、No.16はメイハン、しかし、No.17でクーチャーが取って2&1で決着しました。
一時期4アップまで行ってまさかの逆転では、クーチャーのこれからのツーアー人生が狂ってしまうかもで、まあ、良かったのではないでしょうか!?
No.17のセカンド、クロスBKからはスーパーショットでした。勝って当然のショットでした。




さて、

冷たい密室と博士たち

1996年7月(単行本)


【あらすじ、というかCMコピー(BOOKデータベースから)】
同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。


【感想】
森博嗣、元名古屋大学工学部助教授にして専門は建築構造学、S&Mシリーズの探偵役の犀川助教授は自分が材料でしょうか? シェルティの「森都馬(とうま、本シリーズでもシ登場する)」を飼っておられて、亡くなったあとも二頭のシェルティと暮らしているとか、自分と共通しており、親近感を持ちます。

シリーズ2作目(本作が処女作の模様)は密室殺人トリックが題材、そのからくりを犀川が理系的論理思考で解き明かしていくというものです。
このシリーズ、読み出して2作目なのですが、理系でありながら多重人格的側面をもつ人間味豊かな犀川の魅力をもって作品に引き付けさせています。もう一人のレギュラー、名家の出にしてお金もちのお嬢様の萌絵ちゃんについては、そのお嬢様度と強引さがコントラスト的に表現されていますが今のところ鼻に付く感覚は否めません。

さて、本作は密室の謎、犯人は誰か、なぜ犯人は犯行を行なう必要があったかというミステリ小説の基本(?)を追いかけていきます。
自分的読後感を言えば、
なぜそんなところで殺す必要があったの?
主要人物の出会いと結びつき、それから現在までが都合良過ぎない?
ナイフで一撃必殺、抜かないから返り血浴びないって・・・ありえるの?
って思わずにはいられませんでした。
火曜サスペンス(?)などの2時間サスペンス的な感じなのです。

犀川助教授の人間的な魅力がその辺を補って余りある感じですが・・・。
文中に犀川助教授が学問や物事に関しての所見を述べるくだりが幾つかあります。それは森博嗣が犀川助教授の口から発している感じでこの辺は感慨深いところです。

その引用を一つ、
数学の高校教師が「数学なんか加減乗除だけで十分、難しい数学の何の役に立つのか?」、ときいてくるんです。」
これに対して犀川助教授なら、
「何故、役に立たなくちゃあいけないのかって、きき返す」、「だいたい、役立たないものの方がたのしいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね」

自分的評価は☆3つ(☆5つがMax)



次は手元に届いた、

130221_新インナーG

400ページを超える大作です。
小説のようにのめり込むように読めたら良いのですが・・・。

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二匹の犬と多摩の地に暮らす

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