読了 葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午

Category : 書評

夜に降雨、今は曇っていますが湿度の多い梅雨らしい朝になっています。




葉桜の頃に君を想うということ
2003年3月
第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞



【あらすじ(概要)】(「BOOK」データベースより)
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。



【感想】
 ◆ハードボイルドタッチの軽快なドライブの効いた文章
  合う、合わないはあるのでしょうが、一気に読めてしまいます。

 ◆「騙し、騙され」の妙を味合う一冊
  ストーリーのことではなく、いわゆる「叙述ミステリー」として読者を
  ミスリードさせ、最後に全てを明かす仕組み。
  相当の「先読み者」やひねくれ者でなければ読者は騙されることでしょう。
  読み進んで築いてきた小説の中の世界観が一気に崩壊する様は痛快でした。

 ◆余韻は残りませんでした。
  一気にクライマックス、ただ、それでおしまい。って感じでした。

 ◆二度読みもあり
  「ああっ!これがヒッカケか!」と後から読み直す楽しみもあります。
  自分はやりませんが。

 ◆「単純な先入観人間なんだ!」と改めて分からせてもらった一冊でした。



自分的評価はグッドの範囲、☆3.5(☆5つがMax)


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二匹の犬と多摩の地に暮らす

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